顎乗せられたい

普段からよく目にするのが、猫がお気に入りのベッドの縁などに顎を乗せてまどろむ仕草。でもってその行動の背景には、とりわけ愛着がもてて安心できる場所を求める心理があり、顎を乗せる行動は、そのような安全でお気に入りの場所をそこに見つけた時の満足感の表れなのです。

これって人の場合でも、顎を相手の肩などに乗せる行動は、相手を深く信頼して心を開いている証であり、その背後には愛情や親密さを求める心理があるって点では、猫も人も似たようなものですね。

頭温めちゃダメ

体全体の血液の循環を良くするには、足を温めて頭を冷やす「頭寒足熱」が良いとは言ったけど。

どこをどう間違ったら「頭隠して尻隠さず」になるのか、そこで尻だけ出してる君教えて頂戴な。

出たな妖怪タペタム※

ようやく寝付けたと思ったら、上の方で何やらガサゴソと。寝ぼけまなこで見上げる頭上に魔物が二匹。ギャー!!!

※注)タペタムとは、眼の網膜の後方にあって光の反射板のような働きをしている層で、それによって網膜がとらえる光が増幅され、暗がりでも物が確認しやすくなることから、主に猫などの薄明薄暮性動物や夜行性動物に特有の構造です。暗がりでそれに強い光が当たると、このように反射してまるで魔物か宇宙人。

ガラス越しに消えた夏

つい最近まですぐそこに夏がいたような気がしてましたけど、気づいたらいつの間にか消えていて、窓の外じゃヤモリさんが冬支度始めてました。

そのヤモリさんですが、冬越しのため猫屋敷の軒下を無償で借りる約束を取りつけるべく、本日はうちの渉外担当とガラス越しに膝を詰めて交渉中。

キッズチェア所望

もううちじゃ一番の年長さんだし、お子様用の椅子があればラーメン屋さんでだって、ちゃんと一人で座って食べられると思うので椅子ください。それとお子様用のちっちゃい器と、フォークとスプーンもください。

どこ見てるんだか

見守りカメラというよりも、わたしらゴール前の写真判定カメラで撮られてる感満載なんですけど。やたら射幸心を煽る、3馬(猫)身差をつけての勝利の瞬間ですみたいな。

猫の権利と肖像権

かってにネットに上げたのは肖像権侵害だろうって言われたもんですから、肖像権は肖像に帰属される人権のことで、あなた様のは猫権なので対象外ですと、屁理屈言って丸め込ませていただきました。

ならば百歩譲ってネットに上げるのは良しとして、せめて顔加工アプリとか使ってもっとしっかり盛れんのか!とのご指摘、仰ることごもっともで配慮が足りませんでした、反省して以後改めます。

解読しない方が良いかも

猫の鳴き声は、音調の異なる多様性に富んだ多くの音によって構成されていて、その音がどのように作り出されるかによって3つのグループに分類されてるんですが、そのうちの1つが母音のパターンと呼ばれるもの。

その特徴的な鳴き声は、こんな風に大きく開けた口を徐々に閉じていく時に発するもので、その音調の違いによって異なる気分を表現できるんですが、大概は要求・当惑・不満などを言い立ててることが多いようです。

更にこれが発せられた暁には、それに絆された巷の猫の飼い主さんは、ことごとく猫様の従順なる手下・家来・下僕・召使い等々と化し、その仰せに従って唯唯諾諾と行動するようになってしまうという、この鳴き声にはそんな魔性が宿っているのでくれぐれもご注意ください。

因みに、わたしの場合手元にお気に入りのおもちゃを即刻用意し、何よりもこれを最優先すべくご下命を待ってますって、それ既に虜にされてるでしょう。