初めてのアニメ鑑賞

今振り返ってみると、この写真を撮った当時のこの子らは生後およそ6ヶ月ほどで、この頃からテレビ画面に映し出される映像に興味を抱き始めていたけれど、アニメを目にするのはこの時が初めて。

そんなアニメ初心者に『もののけ姫』はちと難解だったようで、犬神とかが現れた時だけ画面をチラ見していたけれど、それって単に自分と同じ四つ足の生き物に気づいて視線を止めただけだろうね。

結局のところ、娯楽性優先で単純明快なディズニー作品などと違い深遠でメッセージ性の強いジブリ作品は、年端も行かない猫にはハードル高すぎてその内容を理解させるには無理があるって話です。

でさらに言うとそれおとなの猫でも同じで、おとなこども問わずこぞって無理。猫はそういう哲学的命題には興味がないので、はなから『トムとジェリー』のようなドタバタを観せておけばよろし。なのです。

おこぼれに与りたく候

おやつタイムにおこぼれにありつけるんだったら、ここは完璧におばちゃん子になりきっちゃって、甘えっ子ポーズ全開で押しまくろうと思います。

そうすることで、それにほだされちゃったおばちゃんが自分の分のおやつを、この子にも分けてあげて頂戴って言ってくれるようになればしめたもの。

と言うことで何を隠そう、僕はそんな打算的で食い意地の張ったしたたかな少年なのです。おやつください。

定番中の定番だね

まさに乱暴狼藉ここに極まれりですが、良くも悪くも天真爛漫を地で行くこのちびっ子どもを迎え入れた時点で、遅かれ早かれこうなる運命だったのです。

更にはこれにとどまらず、其処彼処で急速に破壊活動が激化しているのもすべてが想定内ですと、人前では笑い飛ばしてますけど正直言って裏で泣いてます。

peeping Tom

行き倒れ?否、夜の入浴時間帯に備えて入念に下見中の、本人は身を低くして潜んでるつもりだろうけど、どっから見ても風呂場覗きの常習犯。

アシュタンガヨガの嫌味のポーズ

日毎に動きがぎごちなくなる老体にもうひと踏ん張りさせようと、あたくしがグルコサミンやらコンドロイチン硫酸やらのサプリメントを吞み下してる横で、おのれの関節の可動域の広さとか動きの滑らかさを誇示するかのように、そういう優雅でダイナミックなポーズをこれ見よがしにとるのホントやめて欲しい。

紙ならぬ神はお見通し

この方は「犯人呼ばわりするなら被害に遭ったトイレットペーパーに聞いてみろ、たまたま居合わせただけでやったのは自分じゃないっ!」って言い張ってますけど、物言わぬ紙ならいざ知らず同じカミでも神の前では嘘ついても無駄なのです。