そうやってお手本を示していただけるのは大変有り難いのですが、相撲部屋で稽古に励んでいた元力士ならいざ知らず、この歳でそのような地獄の股割りはちと無理があるのではなかろうかと。ストレッチで再起不能は勘弁してください。
セコムしてますか
昨今の防犯システムと言えば、デュアルレンズ搭載・500万超高画素・3K画質・Wi-Fi 対応などをうたった、高精度な監視カメラによるデジタル式防犯システムが主流。
それに対しうちの防犯システムときたら、人間に比べ約4倍優れていると言われている動体視力と、同じく3〜8倍と言われている聴覚だけを頼りにした、猫の目と耳によるアナログ式防犯システムなのです。
でも侮っちゃいけません。このシステム、電源なくてもWi-Fi 電波届かなくても作動。360度が撮影可能などころか、どこまでだって追尾可能。暗視機能なんて、そこらの暗視カメラを凌駕するほどの優れもの。
ただし最大の難点は、融通無碍すぎること。目前の事象に興味が湧かないと起動しません。だから侵入者を動作検知して、通報してくれるかどうかは時の運。強盗に入られる前に、最新の防犯カメラ買った方が良いと思います。
文字どおり荷が重い
筋力が低下する老後に備え、今から鍛えておきたいというその殊勝な心掛けは高く評価しますが、その当人はと言えば、鍛錬用の荷の方が自分の体重よりも勝ってるのに気づいてためらい中。後悔先に立たないので、くれぐれも無理は禁物の図。
子育てごっこ
犬ではしばしば見られる偽妊娠、排卵後に卵巣の黄体ホルモンの影響で、妊娠していなくてもあたかもしているかのような様々な兆候が現れたり、母性本能が強まることでぬいぐるみによる子育ての真似事をすることも。
そんな偽妊娠ですが、交尾刺激によって排卵する猫でもまれには見られるものの、避妊手術で卵巣摘出しているこの方の場合それはあり得ないので、これは偽妊娠兆候や母性ではなく、尋常ならざるぬいぐるみ愛の成せる仕業ではなかろうかと。
ちょっぴり自画自賛
『キジトラ白斑組とキジトラ組の間に漂う微妙な距離感のようなものを敢えて視覚的に強調してみたところ、なにやら双方が対峙する軍事境界線みたいになっちゃったので、そこの君!挑発行為はやめなさい!』
でこの投稿から7年余が経過しましたが、その間この家のあるじの指導宜しきを得て不穏な事態には至らず、今に至るまで平和な日々が続いておりますです。めでたしめでたし。
顎関節脱臼かよ
開いた口が塞がらないのはむしろこちらの方でして、「あぁ〜チュール腹一杯になるまで舐めてぇ〜」って、人前でのその大口開け放った毎度のおねだりパフォーマンスには、もはや呆れてものが言えませぬ。言ってるけど。
ファッションにはあらず
術後服が似合うような子にはならないで欲しいと願う親心。うん大丈夫間違いなく似合ってない。
顎乗せられたい
普段からよく目にするのが、猫がお気に入りのベッドの縁などに顎を乗せてまどろむ仕草。でもってその行動の背景には、とりわけ愛着がもてて安心できる場所を求める心理があり、顎を乗せる行動は、そのような安全でお気に入りの場所をそこに見つけた時の満足感の表れなのです。
これって人の場合でも、顎を相手の肩などに乗せる行動は、相手を深く信頼して心を開いている証であり、その背後には愛情や親密さを求める心理があるって点では、猫も人も似たようなものですね。
頭温めちゃダメ
体全体の血液の循環を良くするには、足を温めて頭を冷やす「頭寒足熱」が良いとは言ったけど。
どこをどう間違ったら「頭隠して尻隠さず」になるのか、そこで尻だけ出してる君教えて頂戴な。
出たな妖怪タペタム※
ようやく寝付けたと思ったら、上の方で何やらガサゴソと。寝ぼけまなこで見上げる頭上に魔物が二匹。ギャー!!!
※注)タペタムとは、眼の網膜の後方にあって光の反射板のような働きをしている層で、それによって網膜がとらえる光が増幅され、暗がりでも物が確認しやすくなることから、主に猫などの薄明薄暮性動物や夜行性動物に特有の構造です。暗がりでそれに強い光が当たると、このように反射してまるで魔物か宇宙人。