十中八九しもべです

この方々、歳取るにつれ要求と口数が増えて日に日に喧しさが増してきていますが、それって殿(との)の寵愛を求めているのか、それとも僕(しもべ)に口うるさく指示を出しているのか、考えれば考えるほど悩ましい。わたくしめの扱いは殿と僕の一体どっちだ?

定番中の定番だね

まさに乱暴狼藉ここに極まれりですが、良くも悪くも天真爛漫を地で行くこのちびっ子どもを迎え入れた時点で、遅かれ早かれこうなる運命だったのです。

更にはこれにとどまらず、其処彼処で急速に破壊活動が激化しているのもすべてが想定内ですと、人前では笑い飛ばしてますけど正直言って裏で泣いてます。

ちびっ子ギャング

人一倍食い意地の張った婆ちゃんが、楽しみで楽しみで待ちに待ってた晩ご飯。

でも匂いを嗅ぎつけたが最後、無法者達がよってたかって掠め取るのです。

傷跡は勲章とか言われても

よちよち歩きを始めた食いしん坊な子猫あるある。

早くミルクを飲みたい一心で、飼い主の柔肌に爪を立ててよじ登り、手に持った哺乳瓶目指してもはや突進あるのみ。

その場合、自前のアックスとアイゼンを使って氷壁をよじ登る、アイスクライミングの体でそれされるので泣けます。

目指すは偕老同穴

いたわり合って生きてきた、 13年というこれまでの歳月を振り返り、お互いをねぎらう老夫婦であります。

でもってふたりの間の何だか微妙な距離は、断じて隙間風なんかが吹いてるわけじゃなくて照れなのです。

後悔先に立たず

女子が体重計を前にして見せるその一瞬のためらい、ジジイのわたくしめにもわからなくはないけど。

あの時、一舐めじゃ終わらないチュールの誘惑に負けてさえいなければと、今更思ったって後の祭りなのです。