家中を飛び跳ね、やたらぶら下がりますけど、空を飛んだりはしません。
ほんとに福猫か?
黒猫は日本では古くから幸運をもたらす福猫とされてきましたが、このお方に限っては改めて検証が必要ではなかろうかと切に思う次第。
・厄難を払うんじゃなく、棚上にあるものを片っ端から払って落とします。
・家内安全を祈るどころか、何かあれば他を顧みず真っ先に逃げ出します。
・魔除けの象徴にしたくても、魔に立ち向かえるだけの度胸がありません。
これってラッキーキャットか?たしかに、こんな暗がりでも夜目はききそう(猫はみんなそうか)だけど。
宇治拾遺物語
食い意地張りすぎで寝たふりどころか周りキョロキョロ鼻ヒクヒク、およそ「児のそら寝」とは程遠いおやつ出待ち風景。因みにこんな振る舞いだと、比叡山の僧たちの笑いは誘わないと思います。
総領の甚六
過去から現在に至るまでのうちの茶トラ男子ども、こぞってのんびりお気楽な長男甚六の資質は共通。そんな育て方をした覚えはないんだけど、いずれも親の背を見て育ったのか?類が友を呼んだのか?どっちだ?
因みに、かく言う飼い主が甚六である可能性はほぼ100%、どっちに転んでも同じか。
夏の見納め
うちらのとこ、本日あたりを境にようやく猛暑日やら真夏日やらに終止符が打たれる模様。
ってことで、猫のヘソが天を向くあけっぴろげな季節とは来年まで暫しお別れご機嫌よう。
飼猫の鼻くそを笑う
うちの鼻くそ王子。寝起きに目くそいっぱいつけてるような飼い主には笑われたくないそうです。ならばこれならどうだ!
Love is like a booger, you pick and pick at it. Then when you get it you wonder how to get rid of it. —Mae West
明日は四月の陽気だって
何やらもう霜も雪も心配なさそうだし、藁で覆った樹木の冬囲いは外してもいいんじゃねって雰囲気ですけど、皮下脂肪で覆った猫の冬囲いの方はどうしたもんかと…
多分に混沌無秩序
長女宅のカオスな猫屋敷が、実家の猫屋敷に追いつけ追い越せ感が満載で草。
それにしたって、こんな行動特性まで遺伝させちゃうなんて猫パワー凄すぎ。
意識高い系あるある
衛生観念が高いと自負する当院の猫達にとっちゃ手洗い励行は基本中の基本だそうで、とりわけ不浄の左手とやらは、こうして隅々まで舐めるようにして念入りに洗い清めるのがあたりまえなんだとか。
でもさっき見てたら、ウンチしたあとおたく左手じゃなくて右手でトイレの砂掻き掻きしてたけど、それだとおたくの不浄は右手ってことにならないの?
猫は固体であり液体でもある
最近『猫は液体である』ってキャッチコピーとともに、金魚鉢のようなガラス容器に猫が全身をスッポリ入れちゃうテレビCMが時々流れていますが、うちの猫どもは概ね体が固いか肥満かでガラス容器には収まりそうもないからこれは無理でしょう。
でも融解した液体は無理でも凝固した固体ならいけそうなんで、できれば寒天で固めた細工羊羹みたいに猫が寝転がってるだけの『猫は固体である』バージョンの続編を作るとか、そういう思いっきり安直なCMの企画があったら出演オファー下さい。
その場合のうちのおすすめがこれですけど、頃合いの固まり具合で年輪模様も美しい杢目羊羹みたいな、実にもってテレビ映えのする立派な個体、もとい固体でしょう!?