カメラは見ていた

朝晩の冷え込みで急遽支給された電気敷毛布の温ぬくを、微妙な距離感でシェアする一組の老夫婦の姿を、寝室に設置された安否確認のための見守りカメラがとらえていました。

ただし、解像度の低い一昔前の代物につき、拡大した時の画質の悪さはご愛嬌ですが、そんなぼやけた一枚に目を凝らせば、そこには当人同士にしかわからない夫婦の機微が垣間見えてくるのでした。

なんてテレビの実録番組風に言ってみた。