猫の魅力の一つが、その根元に密に張り巡らされた知覚神経の働きにより、様々なセンサーの役割を果たしている触毛とも呼ばれる表情豊かなひげ。
中でもその際たるものが、口元から伸びて張り出した上唇毛という機能性に富んだ長くて立派なひげですが、それ見ると決まって思い浮かぶのが、同じように顔の横に張り出してるってだけで似ても似つかないミノカサゴって魚の胸びれ。
その先端の棘条には毒があるため、この御仁の場合は刺されるとやばい危険生物に認定されてるけど、猫だってそのひげに惑わされてしまったら最後、虜になっちゃうのは時間の問題って位の超危険生物ですから、出川哲朗じゃなくてもやばいよやばいよなのです。