11年前の今日、キャットウォークの天窓にかかった月を眺めてた母と子のツーショットですが、子の方は「名月を取ってくれろと泣く子かな」と違い、月よりは団子、団子よりはチュールを好むタイプです。
それにしても、十年一昔とは言うけど今こうして見ると、撮影当時の母と子はもとより一緒に写ってる中秋の名月もさすがに若いねぇ。
11年前の今日、キャットウォークの天窓にかかった月を眺めてた母と子のツーショットですが、子の方は「名月を取ってくれろと泣く子かな」と違い、月よりは団子、団子よりはチュールを好むタイプです。
それにしても、十年一昔とは言うけど今こうして見ると、撮影当時の母と子はもとより一緒に写ってる中秋の名月もさすがに若いねぇ。
そんなに気になるならおもちゃ代わりにあげるよって言ったら、言下に猫だからってこんなバッタもん要らんわって拒絶されましたの図。メカは信頼の日本製だってのに、ロレックスだったら食いつくんかい!
<教訓>
・猫が狙った獲物を見る目をくれぐれも侮ることなかれ。
・猫への貢ぎ物はすべからく実よりも名を重んじるべし。
TNRされたさくら猫だけど、本当はガラス窓越しに見えた雨風も凌げる家の中の生活に憧れてたらしく、意を決して目の前の戸を叩き入り込んで来ちゃった押しかけっ子。
でもこれからは言っときますけど、来られちゃったら拒めないのは意志薄弱の成せる技なだけで、来る者は拒まずの養護施設でも駆け込み寺でもないから戸は叩いちゃダメ!
毎日目にしているうちに、ジャッキー・マリーヴォーグの代表作「ブラック&ホワイトキャット」のはちわれ振りに親近感抱いたのか、午後のまどろみ仲間とかにいつのまにか迎入れちゃった感のあるうちのはちわれ組ですが、こちらは絵画モデルとかの経験はありません。
その両者を比べてみて、やはり名門のはちわれは気品や優雅さがまるで違うとか言う方多分いるでしょうけど、うちのはちわれ組からすれば目指せフォトジェニック!でもあるまいに、全身これ粗野の塊りみたいな野良猫出身の俺らに気品を期待されてもなぁ…だそうですよ。
このお方、かって人気のテレビドラマみたいに人様には見せたくない陰謀や醜聞渦巻く自分家の裏側なんかを、常々ドアの隙間から覗き見してそうですけど、チュール奮発するんでそういう秘密 SNSとかにリークしないでください。
ところでこの縦長でスリット状の瞳孔って、カメラで言えば絞りを狭めたのと同じ理屈、取り込まれる光の量が少なくなるにつれて被写界深度が深くなるもんで、画角内の光景が広範囲にわたり鮮明に捉えられるようになるってわけ。
こんな隙間に特化したような目玉の持ち主にかかったら油断も隙もあったもんじゃなく、隙間という隙間からあれもこれも片っ端から覗き見されちゃいますから、ご家庭内で一悶着ありそうな飼い主さんはくれぐれもご用心召されよ。
何やら頼まれて娘宅に手伝いに行ったカミさんから、LINE で送られてきたその後ろ姿の画像に、臆面もなく姿を晒して映り込んでた無類のチュール好き背後霊。
首が回らなくなるのは困るけど、これがラッキーなことが続く前触れなら、食い意地張ったこんなのが100体憑いてもオーケーだと、カミさんは申しております。
この方「特撰まぐろピューレかつお節入り・先着 10名様のみ・お一人様一点限り!」とかのチラシを見ちゃうと全身が疼いて、開店と同時に一番乗りせずにはいられなくなるアグレッシブで食い意地の張ったおばさん。
店の前に陣取って見てのとおりプレッシャーかけまくるのが常ですが、多分閉店間際の「猫の弁当・猫の惣菜類・全品半額・現品限り!」とかいったタイムサービスでも、値札貼り替えた途端に絶対一番乗りすると思う。
この暑さですから「女子がそんなはしたない格好して!」なんて男性優位の特権意識丸出しなこと言って物議を醸し、今更猫社会にジェンダー論議を巻き起こすつもりはさらさらありませんが、かと言ってさすがに斯様な開けっぴろげなへそ天女子ってのは、慎み深いあたしらから見るとやはり如何なものかと、絵的にもへそ天男子には豪胆さで負けてるし…
焼き茄子のポン酢がけ・焼き鯖の南蛮漬け・ひじきの煮付け・明日葉のおひたし等々、いずれも年寄りの健康要求は満たしても猫の栄養要求は満たしません。
なのでこの際言っときますけど、年寄りと同居している食いしん坊な猫は、食卓から盗み食いしてもその成果には過大な期待は抱かないようにしてください。
過去から現在に至るまでのうちの茶トラ男子ども、こぞってのんびりお気楽な長男甚六の資質は共通。そんな育て方をした覚えはないんだけど、いずれも親の背を見て育ったのか?類が友を呼んだのか?どっちだ?
因みに、かく言う飼い主が甚六である可能性はほぼ100%、どっちに転んでも同じか。