つい最近まですぐそこに夏がいたような気がしてましたけど、気づいたらいつの間にか消えていて、窓の外じゃヤモリさんが冬支度始めてました。
そのヤモリさんですが、冬越しのため猫屋敷の軒下を無償で借りる約束を取りつけるべく、本日はうちの渉外担当とガラス越しに膝を詰めて交渉中。
猫の目で見れば垣間見えてくるもの
つい最近まですぐそこに夏がいたような気がしてましたけど、気づいたらいつの間にか消えていて、窓の外じゃヤモリさんが冬支度始めてました。
そのヤモリさんですが、冬越しのため猫屋敷の軒下を無償で借りる約束を取りつけるべく、本日はうちの渉外担当とガラス越しに膝を詰めて交渉中。
もううちじゃ一番の年長さんだし、お子様用の椅子があればラーメン屋さんでだって、ちゃんと一人で座って食べられると思うので椅子ください。それとお子様用のちっちゃい器と、フォークとスプーンもください。
見守りカメラというよりも、わたしらゴール前の写真判定カメラで撮られてる感満載なんですけど。やたら射幸心を煽る、3馬(猫)身差をつけての勝利の瞬間ですみたいな。
かってにネットに上げたのは肖像権侵害だろうって言われたもんですから、肖像権は肖像に帰属される人権のことで、あなた様のは猫権なので対象外ですと、屁理屈言って丸め込ませていただきました。
ならば百歩譲ってネットに上げるのは良しとして、せめて顔加工アプリとか使ってもっとしっかり盛れんのか!とのご指摘、仰ることごもっともで配慮が足りませんでした、反省して以後改めます。
家中を飛び跳ね、やたらぶら下がりますけど、空を飛んだりはしません。
モロッコ産・鑑別書付の「超級アンモナイト化石」とやらが、20万円でネット販売されてたけど、これだってこのまま1億年ほど寝かしといたら、そのくらいの値がつくようになるのかね。
猫の鳴き声は、音調の異なる多様性に富んだ多くの音によって構成されていて、その音がどのように作り出されるかによって3つのグループに分類されてるんですが、そのうちの1つが母音のパターンと呼ばれるもの。
その特徴的な鳴き声は、こんな風に大きく開けた口を徐々に閉じていく時に発するもので、その音調の違いによって異なる気分を表現できるんですが、大概は要求・当惑・不満などを言い立ててることが多いようです。
更にこれが発せられた暁には、それに絆された巷の猫の飼い主さんは、ことごとく猫様の従順なる手下・家来・下僕・召使い等々と化し、その仰せに従って唯唯諾諾と行動するようになってしまうという、この鳴き声にはそんな魔性が宿っているのでくれぐれもご注意ください。
因みに、わたしの場合手元にお気に入りのおもちゃを即刻用意し、何よりもこれを最優先すべくご下命を待ってますって、それ既に虜にされてるでしょう。
実家であるうちの猫ハーレムを常日頃からライバル視し、何かにつけて対抗心を燃やしてる長女宅の猫ハーレム。
早々と冬恒例の猫団子で勝負を挑んできたけど笑止千万。無駄に電気食うホットカーペットはコスパ悪すぎ、温ぬくすぎてこんな具のバラけた団子汁みたいになってちゃ勝てません。
それに比べたらうちの暖か電気毛布、なかなかの省エネぶりで言ってるほどには暖かくないもんだから、しっかり暖たまりたいならみんなでくっつこうからの、こりゃ暖かいわってなってコスパ最強ゲット。
うちの猫団子に勝ちたかったら、こういうとこ見習いなさい。
それでもって、これ以上ない絶対優位のポジション取りに成功!
非力な俺っちが、この強敵にマウントとるにはこれっきゃない!
ってことで「おらおらおら!悔しかったらかかってこいやー!」
湯気で曇った鏡をさっと拭くと、そこに映ってたのはアン・ハサウェイ演じる、主人公のアンドレアがいきなりスッピンで歯磨きしてる姿。
わたしの好きなその映画では、それに続いて軽快な音楽と魅惑的な着替えやメイクアップシーンを背景に、お洒落なオープニングクレジットが流れてましたね。
でもうちの「プラダを着た悪魔」ならぬ「毛皮を纏った小悪魔」のプロデューサーは、どうも最初から別のプランをお持ちのようで、この後の展開がちょっと楽しみ。